CH Precision  | 1 Series | A1.5 Two-channel Power Amplifier

M1.1リファレンスパワーアンプと同様に、A1.5はコンパクトではありますが、見た目以上に多くのものを秘めています。M1.1との違いは、パワーだけです。

M1.1リファレンスパワーアンプと同様に、A1.5はコンパクトではありますが、見た目以上に多くのものを秘めています。M1.1との違いは、パワーだけです。

パワーアンプは従来、最もシンプルなオーディオ機器でした。少なくとも外観的にはいくつかの入力といくつかの出力とパワースイッチのみでした。

問題は、シンプルな外観にもかかわらず、パワーアンプの仕事は決して単純ではないということです。プリアンプやDACの出力と複数のスピーカーの負荷条件と感度のどちらも満たしながら、最も広範な種類の機器に対応し、シテムの中の全ての機器のパラメーターに対

応しなければなりません。このような多様な条件下で最適な結果を出すためには、柔軟で高性能なパフォーマンスが要求されます。

A1.5の音質や音楽的パフォーマンスが最高水準に挑戦していることは言うまでもありません。最適な部品選択と構成による驚異的に短いオーディオ信号経路、絶対的安定性を誇る強力な電源部、最もデリケートな部分からマッシブな部分まであらゆる音楽のデマンドを満たす性能も当然兼ね備えています。しかし、A1.5が本当に他のパワーアンプと異なるのは、優れたソフトウェアによるハウスキーピング(状態監視)機能です。

まず第一に、これは単なる1台のアンプではありません。実は4台のアンプが1台に組み込まれています。少なくとも理論的に言うとそうなります。A1.5の高度なソフトウェアにより、4つの異なる方法で設定することができます。

そのためA1.5は従来のステレオアンプでありながら、同時に電源部全体が1つの出力チャンネルに特化したハイカレントモノブロックアンプでもあり、ハイパワーなブリッジモードのモノブロックでもあり、1つの入力が2つの出力チャンネルのために異なる設定ができるバイアンプモードユニットでもあります。

異なる設定とはどういうことでしょう?A1.5ではチャンネルごとにゲイン、グローバルフィードバックの割合を選択できます。つまり、全体的なシステムゲインやノイズパフォーマンスのためにA1.5を調整することができるのです。

従って、A1.5は組み合わせたスピーカー負荷やインピーダンスに合わせて設定可能であり、可能な限り最高なパフォーマンスを提供します。1台のステレオアンプからスタートして、2台のモノブロック、バイアンプシステムに拡大させることもできます。既存の機器を買い換えたりインターコネクトケーブルを変える必要もありません。

先進技術と圧倒的な力を兼ね備えたスーパーパワーアンプなのです。

A1.5 – リアパネル

構成/モジュール

  • モジュール式アナログ入力ボード
  • ユーザーインターフェースまたはコントロールアプリを使用して、ユーザーが設定可能な出力段を調整可能
  • ステレオおよびバイアンプモードで275W/4Ω×2 出力
  • モノラルで700W/1Ω、ブリッジモードで550W/8Ωの大電流

アナログ入力段

  • 純A級、完全シンメトリック回路構成
  • 完全ディスクリート-超低ノイズ-高スルーレート設計
  • オーディオ信号経路に並列コンデンサーを使わないDCカップルド設計

アナログ出力段

  • 超A級、超低ノイズドライバー、純AB級フォロワーパワー段
  • ExactBias回路により室温やアンプ負荷にかかわらず安定したバイアスを保証
  • 出力パワーと温度を常時モニタリング
  • カスタマイズ可能なディスプレイでアンプの状態、パワー出力などを表示
  • Argento Audio製の内部配線とスピーカー端子 (スペードまたはバナナプラグに対応)

電源部

  • 振動を最小限に抑えるためにサイレントブロックにマウントされた大容量1700VAの電源トランス
  • 電磁波障害を回避するためのマグネティックエレクトロスタティックシールド処理
  • ハイパーファースト、ソフトリカバリーダイオードブリッジがダイナミックスにも対応
  • 合計82,000uF のキャパシターは極めて低いESR を保つ能力を持ち、低域再現性と音場空間再現性に高い効果を提示

多彩な機能

  • ユーザーインターフェイスまたはコントロールアプリよにり、 0%から 100% まで、6つのステップ (0, 10, 20, 40, 70, 100%)でグローバルからローカルへ、調整可能なフィードバック調節機能
  • アンプとスピーカー間の最適化、特にスピーカーと部屋の相関関係から地温と減衰することが可能
  • チャンネルごとにバイアンプモードでドライバー/レンジをコントロールすることが可能

ゲイン入力調整

  • 入力信号のレベルやシステム全体のゲインに合わせて、入力ゲインをユーザーが調整することが可能
  • 入力ゲインを0.5dBステップで24dBレンジでゲイン調整可能
  • システムのイズフロアとダイナミックレンジを最適化

プロテクション

  • 信号経路に出力リレーなし:出力ショート回路または過熱時の保護手順
  • 電流、温度モニタリングシステムが常にアンプとスピーカーを保護

オプションのハードウェア

  • アナログモノラル入力ボード – ステレオおよびアクティブオペレーションには2つのアナログモノラル入力ボードが必要

Download

A1.5 Firmware
ファームウェアはこちらからダウンロードいただけます。

CH Control Application
アプリはこちらからダウンロードいただけます。

 

 

 

 

スペック Technical Specification

Nominal input voltage 

2.2V RMS balanced

1.1V RMS single-ended

Input impedance

94kΩ balanced

47kΩ or 300Ω single-ended

Output power

2x 150W / 8Ω, 2x 275W / 4Ω, 2x 450W / 2Ω in stereo and bi-amp modes.

1x 275W / 4Ω, 1x 450W / 2Ω, 1x 700W / 1Ω in monaural mode.

1x 550W / 8Ω, 1x 800W / 4Ω, 1x 1200W / 2Ω in bridge mode.

Bandwidth

DC to 450kHz (-3dB) at 1W into an 8Ω resistive load

Signal to Noise Ratio

> 115dB in stereo and bi-amp modes

> 118dB in bridge mode

Total Harmonic Distortion + Noise

< 0.1% (0% global feedback)

< 0.01% (100% global feedback)

Max power consumption

1800W

Dimensions

440mm x 440mm x 198mm (W x D x H)

Weight 

47kg per unit