Boenicke | W13 Speaker
BOENICKE AUDIO(ボーニック・オーディオ)は約17年前にドイツとフランスとスイスの3国の国境に位置するスイス北西部のBasel(バーゼル)に設立されました。設計者のSven Boenicke(スヴェン・ボーニック)は録音エンジニアとして200件以上ものレコーディング経験を持ち、その優れた感性とキャリアを活かし、約25年もの間スピーカー設計に携わっています。W13は密閉型エンクロージャーを採用したアクティブウーファー搭載モデルで、そのサイズからは想定できないサウンドに誰もが度肝を抜かれることでしょう。
Boenicke W13 Speaker
キャビネット
一次反射特性とカラーリングの少ない再生を実現するため、無垢の木材のみを採用したキャビネット内部は、高度なアコースティック理論により、非常に複雑な形状をしています。これらは最先端のCNCマシーンを使用して時間をかけて切削加工され、定在波の影響をシャットアウトするためにドライバーは全て内部で仕切られる構造になっています。密閉型のエンクロージャーは、超低域までを歪みなく鳴らすために適切な形状をしており、サイズを超越した驚異的な低域再生に大きく貢献しています。
ドライバーユニット
・2基の13インチロングスルーベースドライバーを搭載。ルームアコースティックに応じて調整可能な4種類のローパス周波数プリセットを備えた350WクラスDの2チャンネルアンプモジュールでそれぞれのベースドライバーを駆動。
・6インチカスタムメイドウッドコーン・ベースミッドレンジドライバーには、ローパスフィルターとアッシュウッドフェイズプラグ、そしてペーパーボイスコイルを採用。
・3インチのカスタムメイドワイドバンダーアルミニウムドライバーユニットを搭載。エレクトロメカニカルパラレルレゾネーターを装備。
・リアにはアンビエンス用シルクドームツイーターを搭載。
Swing Base(スイングベース)
W13には、水平軸での摩擦を最小限にしてスピーカーが自由にスイングできる機能を盛り込んだSwing Base(スイングベース)と呼ばれる脚が付属しています。ワイヤーで吊られた2点支持の後方の脚と、青銅製のインシュレーターに収まっているボールの上に1点で支持された前方の脚によるトータルで3点支持のSwing Baseは、スパイク等によるリジットな設置に比べ、サウンドスペクトラムを劇的に改善させ、エネルギー、音場空間の再現性に抜群の効果を発揮します。
その他
BOENICKE AUDIOは設計者Svenによる完全ハンドメイド。木材の選定、切削加工、ドライバーユニットの調整、サウンドチューニング、そしてスピーカーペアのマッチングに至るまで、すべてスイス国内にて行われています。厳選された無垢の木の特有の美しさと完璧な手作業から生まれるサウンドクオリティは、数あるハイエンドスピーカーの中でも最高峰の趣味性の高さを誇ります。
W13 SE Version
W13 は、フラッグシップにふさわしく、SEバージョンからのご用意になります。至高のサウンドを求めるあなたに最適です。
・ベースミッドレンジドライバーにエレクトロメカニカルパラレルレゾネーターを搭載。
・量子ノイズを大幅に低減する素子、Bybee Quantum Purifiersを採用。
・プロプリエタリーフェーズリニアリゼーションネットワークを搭載。
W13 SE+ Version
W13 SEを超える究極のサウンドパフォーマンス。あなたは何も考えずに音楽にただ寄り添うだけです。
W13 SEの仕様に下記が追加されます。
・高域widebanderドライバー、ベースミッドレンジドライバーにエレクトロメカニカルシリーズレゾネーターを追加。また、これらすべてのレゾネーターにSTAGEIIタイプを採用。
・高域widebanderドライバーはHarmonix製のチューニングベースでサウンドチューニングを施行。
・高域widebanderドライバーにMundorf製Silver Gold Oilキャパシターを搭載。
・スピーカーターミナルにSteinmusic Speaker Match Signatureを搭載。
・リアツイーターにMundorf製MCapコンデンサを採用
スペック Technical Specification
感度
89dB/W/m
インピーダンス
8Ω
低域レベル
2.5 dBずつ5段階で調整可能
寸法
18(W) ×105(H) × 39(D)cm
重量
40kg
感度 | 89dB/W/m |
インピーダンス | 8Ω |
低域レベル | 2.5 dBずつ5段階で調整可能 |
寸法 | 18(W) ×105(H) × 39(D)cm |
重量 | 40kg |