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APL01SE が極めて特別であると考えられる理由

APL01SE が極めて特別であると考えられる理由はたくさんあります。

大切なことは、設計のポイントが技術的な結果だけではなく、純粋な音楽的な結果のために最適化されているということです。

全段真空管、純A級、ゼロフィードバックの回路は、高度な技術的パフォーマンスと優れた音楽的結果をもたらします。 これは特許を取得したSRPP(Shunt Regulated Pushu-Pull)回路で作動しており、高いゲインと低インピーダンス出力を実現しながら、2つの三極真空管の寿命を伸ばすことのできる理想的な手法の一つです。

電源部にスイッチング電源はありません。伝統的なツインチョークフィルターを使用した大型の200VA以上を誇る電源トランスを使用しています。フィルターはチョークコイルを使用したダブルPIフィルターで、且つ標準的なシリーズレギュレータではなく、独自の設計によるパラレル安定化電源で制御しています。 トランスは自社で巻線しているという徹底ぶり。しかし重要なのは、電源部も音楽的結果のために設計されていることです。

APL01SEの完全バランスの入力部は、ミューメタルコアとミューメタルシールドを備えた完全自社巻線の超高品質トランスを使用。ボリュームコントロールは、最高級TKD電動ポテンショメータを採用し、LADDER型回路構成を備え、実際のポテンショメータの緩やかさと滑らかさが特長です。バランスコントロールは、左右独立した2つのポテンショメータによって”出力”をコントロールしています。 このソリューションは、入力における2つのポテンショメータ (ボリュームポットとバランスポット) の標準的な「カスケード」を回避します。これは、音質に重大な影響を与えると考えています。
信号経路上の唯一のコンデンサーは、単一のコンポーネントではなく、3つの異なるテクノロジーを用いた3つのコンデンサーの「混合」であり、最良の結果が得られるようにリスニングテストによって調整されています。

バランス出力部には自社巻線の非常に高品質なトランスを搭載。得られる結果が「基準」の結果であるという考えから、APL01SEでは、このトランスをアンバランス出力にも使用しています。こうすることで、バランス出力とアンバランス出力の結果が全く同じであることを保証することができます。

特にプリアンプの機械的動作は音楽の結果に重要な影響をもたらします。Rivieraがプリアンプの機械的構造に細心の注意を払うのは、前述した最適化のもう1つの側面です。 APL01SEの重量は約30Kg。機械加工されたアルミニウムから成る強靭なフィジカルが外部振動をシャットアウトし、超高密度でイタリアならではの眼を見張るような美しい外観が音楽の熱狂を後押しするでしょう。

APL01SE –リアパネル

スペック

• Zero Feedback
• Pure “Class A”
• All tube circuit
• Double PI-filter, solid state, stabilized powersupply using a non-conventional circuit
• 2 Balanced Inputs (Transformer coupled)
• 5 Unbalanced Inputs
• 1 Aux input
• Tape Loop (IN/OUT)
• Output transformers
• 2 balanced line outputs + 2 unbalanced line outputs (for multi amplification purpose)
• Remote control
サイズ: 44x49x19.5(W x D x H) cm
重量: 30 Kg