Product Range | オーディオ・エレクトロニクス

写真左:Silvio Delfino(シルビオ・デルフィノ)写真右:Luca Chiomenti(ルカ・キオメンティ)

未来を聴かせる「Riviera」

脳工学、ニューロテクノロジー、ロボティクス。
これらを研究することは人間の五感を研究するということに言い換えることができるかもしれません。
そして、少なくとも、知能と聴覚はオーディオにとって無視できない領域でしょう。

Riviera Audio Laboratories(リビエラオーディオラボ)の設立は2017年。
CEOでチーフエンジニアのLuca Chiomenti(ルカ・キオメンティ)、社長でセールスマネージャーのSilvio Delfino(シルビオ・デルフィノ)
のベテラン2名が中心となって、イタリアはナポリのティレニア海を望む美しい街を拠点としています。「リビエラ」とは、イタリア語で海岸を意味する言葉ですが、Rivieraの名はこの地域をイメージしているものです。

ファイン・アート。
それは、RIVIERAの個性です。

この約25年間、ハイエンドオーディオは行き詰まっています。技術上の完璧さとは無関係な競争が繰り広げられています。最終目標が測定機器の限界まで達して久しい状況となり、電子トランデューサーを通して音楽を再生するというオーディオアンプの真の機能を忘れてしまったかのようです。

RIVIERAは違います。

まず“オーディオアンプは最高の忠実度で信号を再生しなければならない”という原点に立ち戻りたいと思います。

RIVIERAは、誰もに好まれるような製品だけは、決して作りません。他のオーディオとは全く違う方向で、オーディオ作りを追求。
あくまで自分たちの設計思想を、頑固なまでに守っているのです。

私達の目的は、人間の聴覚の作用について詳しく理解し、それに基づいて、電子測定機器ではなく、人間の耳のディストーションに対して再生信号の性質を規定すること、です。

結果的にそれがRIVIERAの独自の個性となって現れているのです。

RIVIERA・・・このアンプは他人の意見ではなく、自分の主張を持つ知的な人々にふさわしいアンプといえるでしょう。

Line Preamplifiers

APL01SE
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詳細

APL1
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Power Amplifiers

AFM100SE
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AFS32
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Headphone Integrated Amplifier

AIC10Bal
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【人間の耳について】
純音を聞くと、耳、正確には内耳でハーモニクスが作られることが多くの研究で検証されています。これは新しい発見ではありません。このディストーションについての最初のレポートはFletcher (有名なFletcherとMunsonによる等ラウドネス曲線)のレポートでした。その後、H.F.Olson (1947年の論文)等のより正確な研究が多数出ました。90dB(120dB ではなく90dB )に対し約10%という、本当に高レベルのセカンドハーモニクスを耳が作りだすのは興味深いことです。高次ハーモニクスレベルは次数に従って減少します。耳のハーモニクスディストーションのスペクトラムを規定することができます。ハーモニクスディストーションの形は非常に重要です。スペクトラムの減少するにつれて低次ハーモニクスが優勢になります。このスペクトラムは圧力レベルによって変わりますが、複雑すぎるのでここでは割愛します。重要な点は、

  1. 耳が作り出すハイレベルのディストーション、
  2. 耳+脳システムはこれらのハーモニクスをキャンセルするので、絶対的純音として知覚する

ということです。つまり、聴覚はそれ自体が作り出すハーモニクスを抑制するのです。さらに興味深いのは、耳と脳のシステムはたとえ外部で発生するハーモニクスであっても、形やパターンが維持されている限り、そのハーモニクスのレンジの音を抑制する点です。このシステムはディストーションの形をキャンセルするようにプログラムされているのであってディストーションの発生源が内部か外部かを判別できないことは明白です(この動作にはミッシングファンダメンタルという面白い音楽的現象が関係しています)。
ハーモニクスがこのパターン形状と違う場合は、耳⁺脳はそのハーモニクスを違う音色として認識します。これに基づくと、耳と同じようなディストーションスペクトラムを作 りだすアンプは、たとえTHD(全高調波歪み率)がかなり高くても、非常に透明性が高くクリーンな音になると考えられます。

  • 上記のメカニズムは音圧レベルによって変わります。総合して、音圧レベルが高いほど耳が作り出すそして近くするハーモニクスディストーションが高くなります。そのためディストーションが出力パワーによって単純に増加するアンプのほうがよいと考えています。
  • 圧力が高いほど耳はより高次のハーモニクスを作り出します。つまり、音圧が高いほど、より多くの高次ハーモニクスが受け入れられるということです。
  • 検知できるディストーションは、特に、1) 信号のピーク値と平均値の間の割合、2) 各信号ピークの継続時間、という2つの要素によって変わります。
    ピークが非常に短い場合、ディストーションは非常に高い値にも達することがあっても、それでも聞き取れないことが研究でわかっています。
  • よく知られているマスキングとは、より高いレベルの音に近接している低レベルの音は聞き取れないという現象です。これによって低次ハーモニクスが優勢なアンプの1M歪みの影響を制限することができます。アンプのディストーションスペクトラムの形が耳のそれに近ければ、さらにこの効果は高まります。
  • フィードバックは、THDを減少させ、回路のパフォーマンス(THD, IMD, 帯域、ノイズなど)を向上させるのに使われる古典的な方法です。残念ながら、フィードバックは高次ハーモニクスより、低次ハーモニクス(有害性が低く、耳にとって”良性”のもの)をはるかに減少させます。さらに良いことに、高レベルのフィードバックは高次ハーモニクス(耳が不協和音やノイズとして捉える倍音)として機能します。この高次ハーモニクスは可聴レベル以下だとしても、そのメカニズムは人間の耳には決して良くないと思われる”ノイズフロア“を作り出します。以上のことは、フィードバック(特にグローバルフィードバック)を防ぐ、またはできる限り使用を減らすべきであるということを示唆しています。

RIVIERAクオリティ。
見えない違いが見えてきます。

すべてのオーディオメーカーは、品質の高い製品を作っていると言います。ユーザーがこうした言い方にうんざりするのも不思議ではありません。
それでも、誰もが品質の高いものを望んでおり、それは修理サービスセンターとは縁のない、そして劣化のないことを意味しているのです。
しかし、品質を保証するためには、コストもかかります。高い品質を生み出そうという意欲は、往々にしてより高価な設計デザイン、よりコストの
高い部材、より頑丈な素材、そしてより高度な精密さなどを要求します。さらに、品質の高いアンプの製造には、より長い時間が必要です。また、品質とは後で付け加え得るようなものではありません。品質とは持って生まれた素質です。それは、開発・設計の際、確かな図面データとなって明示されていなければなりません。
事実、RIVIERAの真空管とトランジスタのハイブリッドソリューションは偶然の産物ではありません。RIVIERAの目的は明確です。もう一度言いますが、それは、人間の耳のディストーションに対して再生信号の性質を規定すること、です。
三極真空間は最高の電圧アンプであり、主にシングルエンド方式で使用すると、ほぼ望ましい形のナチュラルなディストーションを提供します。シリコンデバイス(特にMOSFET)は適切に使用・駆動されれば出力とインピーダンスを扱うために最適な選択となります。ディストーションの形状も望ましいものとなり、それによって出力インピーダンスも適切になります。
同様に全ステージクラスAにすることはトリックを使わず、リニアリティを最大限にするのに極めて重要です。加えて、ゼログローバルフィードバック設計と最小限のローカルフィードバックの使用は、望ましいディストーションの形を実現するための大切なソリューションです。
この他、RIVIERAの品質には多くのことが含まれています。保護回路を全く設けていない(PSUレール上にヒューズのみです)のもその一つ。保護回路は音にダメージを与えます。その結果、見た目重視のコーラ缶のような巨大なコンデンサーを使用するのではなく、実際の重要なポイント(PSU、トランス、パワーデバイス)において、大きな寸法が必要となります。
正確なPSU設計も例外ではありません。2つのトランスと5つのセパレートPSU。真空管のPSUは、PIフィルターで安定化、オーディオ部PSUにもPIフィルターがあり、2つの大きくて遅いキャパシターではなく、多数の小さくて速いキャパシターを備えることで、各パワーデバイスに隣接させることができ、その効率を存分に高めています。
あるいは、イタリアンデザインの分厚い強固なメカニカルとフィジカル構造も品質を高めている要素です。
そして、これらを、音楽の試聴と作業を幾度となく繰り返し(ラボとリスニングルームの間を何度も往復することで)時間をかけて正確に最適化しています。
このようなRIVIERAが音楽再生時にどんな素晴らしい性能を発揮するかは、スペックで示すことはできません。
品質とは、はっきりと見えないものです。しかし、RIVIERAの品質は、見えなくても、あなたはそれに気づかれることでしょう。

PRICE LIST(表記価格は消費税10%を含みます)

MODEL

PRICE

NOTE

Line Preamplifiers

APL01SE

¥9,350,000(税込) 

カラーは、ゴールドとシルバーからお選びいただけます

APL1

¥4,730,000(税込) 

カラーは、ゴールドとシルバーからお選びいただけます

Power Amplifiers

AFM100SE

¥15,180,000(税込) pair

カラーは、ゴールドとシルバーからお選びいただけます

AFS32

¥4,950,000(税込)

カラーは、ゴールドとシルバーからお選びいただけます

Headphone Amplifier

AIC10-Bal

¥3,740,000(税込)

カラーは、ゴールドとシルバーからお選びいただけます

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APL01SE(1.4MB) AFM100SE(585KB)